非公式ガイド / 2026年8月の更新
GitHub CopilotでKimi K3を使うには
2026年8月6日、オープンウェイトのモデルであるKimi K3が、GitHub Copilotのモデル選択に加わりました。段階的な提供のため、まだ表示されていない場合もあります。ここでは公表されている内容と、新しいモデルが増えた時に確認する手順を整理します。
何が変わったのか
これまでGitHub Copilotで選べたモデルの一覧に、Kimi K3が加わりました。公式の案内では、提供は段階的に進めるとされています。設定画面に出ていない場合、有効化を待つ状態である可能性があります。
モデルが増えること自体は、作業のやり方を変えるものではありません。変わるのは選択肢と、それに伴う費用と管理設定です。この3点だけ押さえれば足ります。
使えるプランと、選べる場所
対象となるのは Copilot Pro / Pro+ / Max / Business / Enterprise の各プランです。無料の範囲については案内に記載がありません。
選択できる場所は広く、公式には次が挙げられています。
- Visual Studio Code
- Visual Studio
- Copilot CLI
- GitHub Copilot cloud agent
- GitHub Copilot アプリ
- github.com
- GitHub Mobile(iOS / Android)
- JetBrains 系のIDE
- Xcode
- Eclipse
普段使っている環境がこの中にあれば、モデルの選択欄から切り替えられます。表示されない場合は、後述の管理者設定か、段階提供の順番待ちのどちらかを疑ってください。
公表されている単価
公式に示されている数字は次の通りです。いずれも100万トークンあたりの金額です。
| 種類 | 単価 |
|---|---|
| 入力 | 3ドル |
| 出力 | 15ドル |
| キャッシュされた入力 | 0.30ドル |
この単価がそのまま自分の請求額になるとは限りません。プランごとの含まれる量、追加利用の扱い、組織での集計方法によって見え方が変わります。実際の利用量と請求は、自分のアカウント表示で確認してください。確認する場所はAI creditsとusageの確認にまとめています。
キャッシュされた入力が入力の10分の1になっている点は、同じ前提を繰り返し送る使い方をする場合に効いてきます。
Business・Enterpriseは既定でオフ
ここが実務で一番引っかかる部分です。Copilot Business と Copilot Enterprise では、Kimi K3 は既定で無効になっています。組織の誰かが選べるようにするには、管理者がCopilotの設定でKimi K3のポリシーを有効にする必要があります。
つまり、会社のアカウントで使っていて選択欄に出てこない場合、待っていても出てきません。管理者に有効化を依頼する必要があります。
- 個人のプランなら、段階提供を待てば出てくる
- 組織のプランなら、管理者が有効にするまで出てこない
- 有効化の判断は組織のルールに関わるので、勝手に進めない
新しいモデルが増えた時に確認すること
Kimi K3に限らず、選択肢が増えるたびに同じ確認が必要になります。手順として持っておくと毎回考えずに済みます。
- 自分のプランが対象か — 対象外なら選択欄に出ません
- 組織の設定で許可されているか — 既定でオフのことがあります
- 単価が公表されているか — 出力側が入力側より高いのが通例です
- どの環境で選べるか — IDEでは選べてもCLIでは選べない、という差が出ることがあります
- 会社で使ってよいか — 扱う情報の範囲は、モデルが変わっても社内ルールで決まります
5番目を飛ばさないでください。新しいモデルが使えるようになったことと、そこに会社の情報を入れてよいかは別の話です。
使い分けをどう考えるか
モデルが増えると「どれが一番良いか」を探したくなりますが、比較記事を読むより自分の作業で試したほうが早く決まります。次の見方が実務的です。
- 一発の出来ではなく、直す手間で比べる — 日常の作業では直しやすさのほうが効きます
- 同じ指示文を使って比べる — 指示が違うと比較になりません
- 1つの作業で2週間使ってから決める — 1回では相性が分かりません
- 費用が変わることを忘れない — 単価はモデルごとに違います
切り替えの操作自体は選択欄を変えるだけなので、合わなければ戻せます。試す費用は低い部類です。
選択欄に出てこない時
上から順に確認してください。
- 使っている環境が対応一覧に入っているか
- プランが対象に入っているか
- 組織のプランなら、管理者が有効にしているか
- 使っているクライアントが最新版か
- 段階提供の順番待ちではないか
1から4までで原因が見つからない場合、5である可能性が高くなります。公式には段階的に進めると書かれているので、この場合は待つしかありません。設定を触って探すのは避けてください。
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よくある質問
Kimi K3は無料で使えますか?
公式の案内では対象として Pro / Pro+ / Max / Business / Enterprise が挙げられています。無料の範囲については記載がないため、自分のプランで選択欄に出るかどうかで確認してください。
会社のアカウントで選択欄に出てきません
Business と Enterprise では既定で無効になっています。管理者がCopilotの設定で有効にする必要があります。
単価の通りに請求されますか?
限りません。プランに含まれる量や追加利用の扱いで変わります。実際の利用量は自分のアカウント表示で確認してください。
どのモデルを選ぶべきですか?
作業によって変わります。同じ指示文で試し、一発の出来ではなく直す手間で比べてください。
途中でモデルを変えても大丈夫ですか?
選択欄を変えるだけなので戻せます。ただし費用の単価はモデルごとに違います。
この記事の情報について
本文の内容は、2026年8月6日付のGitHub公式の変更履歴に記載されている範囲で書いています。提供状況、対応環境、料金は変更される可能性があるため、実際に使う前にGitHubの公式情報も確認してください。当サイトはGitHubの公式サイトではありません。