非公式ガイド
GitHub CopilotのAI creditsをGitHub側で確認する
利用量が思ったより増えている時、原因は「使った回数」ではなく何にどのモデルを使ったかにあることが大半です。ここでは、GitHub側のどこを見て、何が数字を動かしているのかを切り分ける手順に絞って整理します。
このページで扱う範囲
AI creditsという仕組みそのものの説明や、プランごとの料金の考え方は、姉妹サイトのAI creditsの入口ページにまとめています。
こちらでは、実際に開発していて「増えている気がする」と思った時に、何をどの順で見るかを扱います。金額や仕様は変わるため断定せず、確認する項目として書いています。
まず個人か組織かを確認する
見る場所も、直せる範囲も、ここで変わります。最初に切り分けてください。
個人のプラン — 自分の設定で使うモデルや機能を選べます。数字も自分の画面で完結します。
組織のプラン(Business / Enterprise) — 使えるモデルや機能は管理者のポリシーで決まります。自分の画面だけを見ても、なぜ使えないのか・なぜ増えたのかが分からないことがあります。
組織の場合、まず管理者側で何が許可されているかを確認しないと、手元の設定をいくら見ても答えが出ません。
数字を動かしているものを切り分ける
同じ作業量でも、次の要素で消費は変わります。「使いすぎ」ではなく「重い使い方をしていた」だけのことが多くあります。
| 要因 | 効き方 |
|---|---|
| 選んでいるモデル | モデルごとに単価が違う。出力側が入力側より高いのが通例 |
| 入力の量 | 渡す文脈が長いほど増える。同じ質問でも添付が多いと変わる |
| 使っている機能 | 補完・チャット・エージェント・レビューで消費のしかたが異なる |
| 自動で走る処理 | 自分が意識していない場所で動いていることがある |
| やり直しの回数 | 指示が曖昧だと往復が増え、そのぶん積み上がる |
最後の行は見落とされがちです。指示を具体的に書くのは、結果の質だけでなく消費量にも効きます。対象・動詞・範囲・やってほしくないこと、を書くだけで往復が減ります。
自動で走っているものを疑う
手を動かしていない時間にも動いているものがあります。増え方が作業量と合わない場合は、ここを確認してください。
- PRに対して自動で走るレビュー
- コメントなどをきっかけに起動する自動化
- クラウドで動くエージェントの処理
- 複数の環境で同じアカウントを使っている場合の合算
心当たりがなければ、まず自動で走る設定を一時的に止めて、数字の伸び方が変わるか見るのが早い切り分けです。
モデルを変えた時に見るところ
新しいモデルが選べるようになった直後は、消費の傾向が変わります。切り替えた場合は次を確認してください。
- 切り替えた日を記録しておく(後から比べられます)
- 1週間ほど同じ作業をして、伸び方を前と比べる
- 出力が長くなっていないか見る(出力側は単価が高い)
- 同じ結果を得るのに往復が増えていないか見る
実際に選べるモデルと、それぞれの単価は変わります。直近の追加についてはKimi K3が選べるようになった件にまとめています。
組織で使う場合に決めておくこと
複数人で使うと、誰の使い方が効いているのか分かりにくくなります。運用として次を決めておくと切り分けが速くなります。
- どのモデルを標準にするか(迷わせない)
- 自動で走らせる処理をどのリポジトリで有効にするか
- 上限に近づいた時に誰が気づくか
- 増えた時に誰が調べるか
3番目が抜けていると、月末に気づくことになります。エージェントの権限とあわせて決めてください。
作業の前後で見る順番
毎回すべてを見る必要はありません。次の順で、気になった時だけ確認すれば足ります。
- 今の利用状況をアカウントの表示で確認する
- 個人か組織かを確認する(直せる範囲が変わります)
- 使っているモデルを確認する
- 自動で走る設定を確認する
- それでも合わなければ、期間を区切って比べる
あわせて、作業そのものの確認も分けて行ってください。リポジトリの公開範囲、Secretsを渡していないか、変更をPRで確認できる形になっているかは、利用量とは別の軸の話です。
関連ページ
公式情報も確認する
このページは非公式ガイドです。料金、AI credits、対応モデル、エージェントの仕様は変わる可能性があります。実際の判断の前に、GitHubの公式情報と現在のアカウント表示を確認してください。
FAQ
金額や上限をこのページで断定していますか?
していません。仕様と料金は変わるため、現在のGitHub Docsとアカウント表示、組織設定を確認してください。
思ったより増えている時、最初に何を見ますか?
使っているモデルと、自動で走っている処理です。作業量と合わない増え方をしている場合、ほぼこのどちらかです。
組織のアカウントで設定が変えられません
使えるモデルや機能は管理者のポリシーで決まります。手元の設定では変えられないため、管理者に確認してください。
利用量を見れば安全に作業できますか?
別の話です。リポジトリの公開範囲、Secretsの扱い、変更をPRで確認できるかは、利用量とは分けて確認してください。
モデルを変えたら消費が増えました
モデルごとに単価が違います。出力が長くなっていないか、往復が増えていないかもあわせて確認してください。