GitHub Settings
GitHubリポジトリの権限とは?
権限は、そのリポジトリを誰が見られるか、誰が変更できるかを決める設定です。
このページで整理すること
- 閲覧・編集・管理の違い
- CollaboratorsとOrganization
- 外部招待の注意
- 最小権限の考え方
- Codex作業時の確認
設定画面で見る場所
Settingsは、リポジトリの公開範囲、権限、branch、Secrets、Pages、危険操作が集まる場所です。初心者は変更する前に、まずどこに何があるかを確認するところから始めます。
| 設定 | 一言でいうと | 注意点 |
|---|---|---|
| Visibility | 公開範囲 | public/private変更は慎重に |
| Collaborators | 共同編集者 | 不要な権限を増やさない |
| Branch | 作業の本線 | main直pushに注意 |
| Secrets | 秘密情報の保管 | 実値を公開しない |
| Pages | Web公開設定 | 秘密情報を出さない |
| Danger Zone | 危険操作 | 基本触らない |
変更する前に確認すること
| 確認項目 | 見ること | 止める条件 |
|---|---|---|
| 閲覧権限 | 誰が見られるか | 不要な相手が含まれる |
| 編集権限 | 誰が変更できるか | 理由なく広い権限がある |
| 管理権限 | 設定変更できる人 | 責任者が不明 |
Codexと使う時の注意点
- Codexへ作業を頼む前に対象リポジトリとbranchを確認する
- public/privateとPages公開範囲を確認する
- Secretsや認証情報の実値を指示文に書かない
- 作業後はGitHubまたはGitHub Desktopで差分を見る
- push、merge、公開範囲変更は人間が慎重に判断する
やってはいけないこと
- Settings変更を軽作業扱いしない
- public/private変更を勢いで行わない
- Secretsの実値を書かない
- main直pushや強制pushをすすめない
- Danger Zoneの削除や転送を通常作業として扱わない
- Codexに設定変更を丸投げしない
- 事故が起きない、完全に安全、と保証しない
権限は「誰が何をできるか」で決まる
権限の設定でつまずくのは、種類が多いからではなく、何を守りたいかが決まっていないためです。次の順で考えると決まります。
- 誰に見せるか — 公開するか、限られた人だけか
- 誰が変更できるか — 見るだけの人と、直せる人を分ける
- 誰が反映を決めるか — 変更を取り込む判断をする人
- 誰が設定を変えられるか — 権限そのものを触れる人
4番目は最小限にしてください。全員に最上位の権限を与えると、事故の大半が起きうる状態になります。
AIに作業させる場合の権限
AIに作業させる場合も、人と同じように「できる範囲」を決めます。広く与えるほど、確認の負担が増えます。
- 変更を直接反映させるのか、提案までにするのか
- どのリポジトリで動かすのか(全部で有効にしない)
- 設定ファイルや認証に関わる部分を触らせるか
- 誰が結果を確認するか
1番目が最も重要です。提案までにしておけば、人が見る工程が必ず残ります。直接反映させる形にすると、気づかないまま変更が入ることがあります。
公開範囲の考え方はprivateとpublic、認証情報の置き場所はSecretsの扱いをご覧ください。
権限を渡す前に決めておくこと
権限は後から狭めにくいので、渡す前に次を決めておくと揉めません。
- いつまで必要か — 期間限定の作業なら、終わったら外す前提で渡す
- 誰が外すか — 渡した本人が管理しないと、外し忘れます
- 本人が辞めた時どうするか — 個人のアカウントに紐づいた権限は、退職時に見直しが要ります
2番目が抜けやすい部分です。権限は増える方向にだけ動き、誰も減らさないまま溜まっていきます。渡す時点で「いつ外すか」を記録しておくと、後の棚卸しが現実的な作業量に収まります。
また、権限を渡す相手が増えるほど、誰がどの変更をしたかの追跡は重要になります。渡す前に、記録が残る形になっているかも確認してください。
関連ページ
FAQ
Settingsは初心者が触ってもよいですか?
見ることは大切ですが、変更は影響を確認してからにします。特に公開範囲、権限、Danger Zoneは慎重に扱います。
CodexにSettings変更を頼んでよいですか?
確認リストの整理は頼めますが、公開範囲変更、削除、権限変更などは人間確認を前提にします。
privateなら安全ですか?
privateは見える人を制限できる設定です。APIキーやパスワードなどの秘密情報をそのまま入れてよいという意味ではありません。
Secretsの値を本文に書いてよいですか?
書かないのが基本です。実値ではなく「Secretsに設定済み」など一般化して扱います。